手から産まれるもの 2

  • 2017.02.25 Saturday
  • 08:44

 

 

 


霞始靆(かすみはじめてたなびく)
霞が棚引き始める頃。

 

 

 




 

 

 

 

 

 

 

 

 

洲鎌ツルさんが織られた宮古上布。

細かい蚊絣、細かい模様、藍で染めた深い色、

そして細く細く績んだ糸で織った薄く美しい上布…尊い布…

あまりの美しさに言葉を失ってしまいました。

 

 

 

 

宮古上布…

上布の歴史には「人頭税」という悲しい過去があったことを

そのことを決して忘れてはいけません…

この税法は、世界にも類をみない悪税の典型と言われています。

 

人口の頭数で賦課する為のものさしとして建てられた「人頭石」

100センチ足らずのこの石の高さまで子供が成長すると

健康、病弱に関わらず課税の対象にされた。

それはまさに生き地獄のような厳しさ

この税が明治30年代頃まで

一緒に住んでいた宮古来間島出身の父方の祖母が生まれた頃まで続いた。

そう比べてみると、極々最近まで続いていたということに…

 

宮古島には、厳しい税に関する、切ない物語と唄がたくさん残っています。

だから、なお一層、島で織られた布が美しく感じるのかもしれません…

 

 

 

 

 

 

普段考えていること、行動していること

そして口から出てくる言霊

織るということは自分のすべてが布に出てくるということ

清く誠実な心をもって機に向かいなさい

と…洲鎌さんからの御言葉…

 

心が洗われ豊かになった時間でした。

 

 

 

 

 

 

 

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